冬至(とうじ)・小寒(しょうかん)

2014年01月【第39号】

 人も街も、どこかうきうきと心華やぐ季節。クリスマスシーズンが過ぎれば、店の軒先は瞬く間に歳神様を迎えるための正月飾りで彩られていく。この一年の平穏無事に感謝しつつ、家やオフィスなど身の回りの大掃除を済ませて、清々しい気持ちで新年を迎えたい。

 二十四節気で12月22日頃は「冬至」。一年で最も昼が短く、夜が長いといわれている。血行促進の作用がある柚子湯に浸かって体を温めたり、無病息災を願って小豆粥やかぼちゃ、こんにゃくなどを食べたりする習わしがある。この日を境にして、少しずつ昼が長くなることから、“一陽来復(いちようらいふく)”と呼ばれ、かつては春に向かって運気の上がる日とも考えられていた。

 冬至から数えて15日目にあたる1月5日頃は「小寒」。別名“ 寒の入り”ともいい、立春までの約一ヶ月間は特に寒さが厳しくなる。一方で空気が澄み渡るため、ビルの窓から富士山がくっきり見えたり、夜空の星々が美しくきらめいたりといったこの時期ならではの楽しみもある。

 さて、新春の日本橋では催しものが盛りだくさん。1月3日には「箱根駅伝」が日本橋界隈を通過し、アスリートたちの力強い勇姿を間近で見ることができる。日本橋七福神めぐりは、元旦から1月7日までご朱印とご神像の授与がある。2014年の願いや目標を胸に、お参りしてはいかがだろう。