小雪(しょうせつ)・大雪(たいせつ)

2017年12月【第86号】
  • Illustration by Yayoi Kamiguchi

 コートを羽織ったり、マフラーなどの小物を揃えたり、そろそろ冬の支度が必要になる頃。11月22日は二十四節気で「小雪」。北国や山間部では小雪がちらつき始める。木々の葉が落ち、朝晩の冷え込みも少しずつ厳しくなっていく。「勤労感謝の日」である11月23日は「新嘗祭(にいなめさい)」でもある。古くから宮中では農作物の収穫を祝い、恵みに感謝する日とされてきた。かつてはこの日を過ぎるまで、秋に獲れた新穀を食べなかったという。自然の恵みに感謝しながら、秋の味覚をいただきたい。

 小雪から数えて15日頃にあたる12月7日は二十四節気で「大雪」。凍えるような冷たい風が強く吹き、雪が降り始める頃とされている。寒さが本番を迎え、ナンテンやクチナシの実が色づき、森では動物たちが冬眠に入る。 いよいよクリスマスシーズンの到来。日本橋の街もいっそう華やかさを増す。特集は「心をつなぐクリスマス」。家族や友人と過ごす暖かなひと時のヒントに。