春分・清明(しゅんぶん・せいめい)

2017年04月【第78号】
  • Illustration by danny

 3月20日は二十四節気で「春分」。この日、昼と夜の長さがほぼ同じになり、以降、昼の時間が夜の時間より長くなっていく。「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」として、1948年に国民の祝日となった。
前後3日を合わせた7日間を彼岸と呼び、春分の日は中日とされている。昔の農家では、この日に種まきを行った。街ではモクレンの仲間であるこぶしの花が咲き始め、大木の枝一面に広がる白い花々が私たちに春の訪れを告げてくれる。

 4月4日頃は「清明」。空気が澄み、陽光は万物を明るく照らし、すべてがはっきりと鮮やかに見えることを意味している。この頃になると、全国各地で桜の開花宣言も聞こえ始める。
新年度の幕開けとともに、たくさんの人たちが新生活を始める時季だ。文房具や生活雑貨、バッグや靴などの小物を春色に変えれば、気持ちも軽やかに一新する。春の準備にぴったりのアイテムが揃う日本橋の街を、春風に吹かれながら散策してみてはいかがだろう。