日本橋 桜フェスティバル

2016年05月【第67号】
  • 福徳神社の参道でもある仲通りが、舞い散る桜をイメージしたグラフィックで演出された。短冊が風にひらひら揺れ、提灯も桜仕様となり、桜色一色に染まる。

  • 日本橋は人力車発祥の地。日本橋~室町エリアは重厚な建築物と近代的なビルが同居し、一方、人形町エリアは下町の風情ある風景が広がる。また、人形町通りにある町火消のからくり時計前の桜は見頃を迎え、街の景色も春らしさが増した。

  • ニホンバシ桜屋台で、目の前で焼かれる『鰻・くりから焼き』。

  • たくさんの参加者で賑わった宝探しでは、全5個の宝箱に手がかりの言葉が隠されていた。写真は最後の謎のキーワードが隠されていた宝箱。

 3月18日から約3週間にわたって開催された「日本橋桜フェスティバル」。日本橋の新たな魅力にふれたいというMさんにさまざまなイベントに参加してもらった。
 まず、今回のビッグイベントの一つ「ニホンバシ宝探し 幻の桜」では、豪華景品が当たるということでMさんも意気込んで参加! 宝探しのマップを入手して、日本橋エリアの各施設にあるヒントをもとに、宝箱を探索。手がかりやキーワードを揃えると抽選権を獲得できるという。早速、会期中に運行していた無料で便利な日本橋桜バスに乗り、室町から人形町や浜町方面に移動。食べ歩きを楽しみながら向かうと、ヒントスポットには全国の美しい桜の写真があり、マップを持った子どもから大人まで楽しそうに街をめぐる姿を見かけた。

 Mさんがコレド室町付近に戻ると、人だかりを発見。なんとこの日は、SNSなどで大人気の柴犬まるが日本橋に! 日本橋案内所の外国人コンシェルジュとともに人力車でめぐるらしく、愛らしい表情を写真にとらえようとファンとともに日本橋髙島屋へ。その後は東京駅や室町付近のライトアップなども見物。「宝探しは全問正解できませんでしたが、気になるお店をまた見つけたので、街めぐりをして収穫ありです(笑)」と笑顔で答えてくれた。
 3月26、27日には福徳神社付近でニホンバシ桜屋台が出店。美味しいものに目がないMさんは、老舗や名店の味が一同に会する屋台に目移りしながら『まぐろのにぎり』や『すき焼き盛り合わせ』などを頬張る。「屋台で気軽に食べられ、しかも特別メニューがありいいですね。今度はお店で味わいたいです!」と、語ってくれた。

DATA

日本橋 桜フェスティバル  3月18日~ 4月10日に、桜の装飾やライトアップ、桜にちなんだ宝探し、桜グルメ、人力車などをはじめ、さまざまなイベントが日本橋エリアで開催された。


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