使うのが嬉しい、美しき手仕事の雑貨たち
日本橋室町に本社を置く創業60余年の手芸道具メーカーKAWAGUCHI。そのオリジナルブランド“Cohana”では、日本の職人技を活かしながら、持っているのが楽しくなる、使うたびに嬉しくなる手芸道具を製作、販売している。

どの製品も黄水仙(きすいせん)、薔薇色(ばらいろ)、水浅葱(みずあさぎ)、露草色(つゆくさいろ)、深川鼠(ふかがわねず)という日本の伝統色5色で展開しており、岩手の南部鉄器や岐阜県関の刃物などが、かわいらしい印象を伴って並んでいるのは壮観だ。
手芸をする人の使い勝手に寄り添うだけでなく、手芸をしない人にも気軽に使ってほしいという想いから、さまざまなアイデアを盛り込んでいるのも特徴。たとえばボタンを形どった『南部鉄器の文ちん』は、洋裁のときに型紙を押さえつつ、チャコペンシルを穴に挿しておくことができ、しかもスタッキングできるという優れものだ。そしてデスク上ではペーパーウエイトやペン立てとして、さりげなくおしゃれな印象に。
どの製品にも産地や製法、使い勝手などの“物語”があり、とっておきの贈り物になるだろう。
ギャラリー






店舗情報
店名 | Cohana |
住所 | 東京都中央区日本橋室町4-3-7 |
TEL | 03-6910-3255 |
Webサイト | https://cohana.style/ |
※情報・価格等すべて取材時の情報です。現在は異なっている場合がございます。予めご了承ください。
日本橋ごよみ2018年12月【第98号】