江戸が香るとっておきの逸品たち
今回は山王祭特集に合わせ、京橋の店をご紹介。京はし 満津金は、昭和6年(1931年)創業の金陽社印刷所が運営する店。店主である三代目の細田剛さんは、「京橋で生まれ育ち、印刷業を営む私達だからこそできることを発信していきたいと考えて開いたのがこの店です」と話す。

取り扱っているのは、神社仏閣めぐりのおともにぴったりの御朱印帳や、細田さんが「江戸具」と呼ぶ一筆箋や手ぬぐいなど。御朱印帳は和式製本の技術を取得した熟練工が仕上げる逸品。一筆箋には、京橋と縁の深い竹からつくる“竹紙”を使ったものもある。
ぽち袋に描かれた江戸町火消の絵は、江戸町火消錦絵師の岡田親さんによるもの。いずれも絵柄や制作に工夫が凝らされており、一つひとつの商品にさりげない“物語”が感じられる。細田さんにそれらの“物語”を聞きながら、贈る相手に合わせた品選びをしてはいかがだろう。
ギャラリー





店舗情報
店名 | 京はし 満津金 |
住所 | 東京都中央区京橋2-6-5 |
TEL | 0120-244-202 |
Webサイト | https://www.kin-yosha.co.jp/ |
※情報・価格等すべて取材時の情報です。現在は異なっている場合がございます。予めご了承ください。
日本橋ごよみ2018年06月【第92号】