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ラ ブーシュリー グートン

豚肉の美味しさが存分に味わえる店

東日本橋駅から徒歩5分ほどの場所にあるラ ブーシュリー グートン。豚肉を得意とする恵比寿のビストロで働いていたオーナーシェフの郷卓也さんとマネージャーの藤田一さんが2015年5月にオープンした店だ。富士宮市の養豚家から仕入れたブランド豚「LYB豚(ルイビ豚)」を丸ごと一頭使い、さまざまな料理を提供している。「昔、日本で主流だった古代種のヨークシャー種とバークシャー種に、ランドレース種を掛け合わせた豚でとても味わい深いんです」(郷さん)。

通常の豚よりも生育に時間をかけており、赤身部分の旨みが濃く、繊維が細かくて肉質が柔らかい。店では炭火で調理し、旨みを逃さないようにしている。「口に入れた時に脂がすっと溶けるのが特徴です」。

ぜひともいただきたいのが『LYB豚ロース』。ロース部分とあばらの部分をじっくりと焼き上げた逸品だ。白ワインに合わせるならレモンをかけて、赤ワインにはタップナード(アンチョビ、オリーブ、ケッパーを使った南仏のペースト)を添えるとよい。

アラカルトでシェアするもよし、メニュー選びに困ったならコースという選択肢もある。「もっと多くの方に豚肉を楽しんでいただきたい。大人の社交場としてお客さまとともに成長していければと思っています」(藤田さん)。

店舗情報

店名ラ ブーシュリー グートン
住所東京都中央区日本橋富沢町10-15 勢州屋本店ビル1階
TEL03-6661- 1156
Webサイトhttp://goutons.com/

※情報・価格等すべて取材時の情報です。現在は異なっている場合がございます。予めご了承ください。

日本橋ごよみ2016年05月【第67号】