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サン茶房

半世紀以上愛される茅場町のオアシス

茅場町駅から徒歩3分、永代通りを曲がりすぐの場所にあるサン茶房は、昭和26年(1951年)の創業以来、ずっとこの場所で茅場町の変化を見守り続けてきた。「創業者が店を開いたときは、まだ焼け野原が残っていたそうです」と話すのは、創業者の姪で二代目の店主、中台毎子さん。

中台さんに代替わりしてからすでに60年近い年月が流れている。日本の経済成長とともに、お店は大繁盛。住み込みスタッフも雇い入れるほどの忙しい毎日だったそう。現在は中台さんのペースに合わせ、コーヒーや、看板メニューの『ゴールデンジュース』など喫茶メニューを中心に営業している。

創業以来、常連の多くは近隣の会社員。上司に連れられて初めてやってきた人が気に入り、自分の後輩にも伝える形で、世代を超えて愛され続けている。「これからも自分のペースでやっていければ」と話す中台さん。人々が集う都会のオアシスとして末永く愛されていくだろう。

店舗情報

店名サン茶房
住所東京都中央区日本橋茅場町1-7-5
TEL03-3666-2923
Webサイトhttps://www.instagram.com/sunsabou/

※情報・価格等すべて取材時の情報です。現在は異なっている場合がございます。予めご了承ください。

日本橋ごよみ2018年06月【第92号】