山梨のワインと食材の魅力、全開! Y-wine

2016年11月【第73号】
  • ブランド牛の希少部位を豪快に焼いた『甲州ワインビーフしんたまの炭火焼きワイン』(1,945円)。赤身と脂身のバランスがほどよく、肉の旨みが口の中に広がる。

  • 甲斐サーモンの骨太な風味とクリーミーなソースが抜群の相性『甲斐サーモンRedと茎ブロッコリーのトマトクリームリングイネ』(926円)。タリアテッレの食べごたえも満点。

  • 『季節野菜のバーニャカウダ ニジマスアンチョビのソース』(972円)は、ニジマスをアンチョビソースに仕立てたアイデアの逸品。ソースの奥深い味わいが引き立つ。海のない山梨ならではの一皿。

  • 天然木を使ったログハウスを思わせる店内は温かみがあり、くつろげる雰囲気。写真左奥は一段上がったロフト風の席で14名ほどのスペース。グループでのパーティーも店名のようにワイワイできそうだ。

 ぶどう作りが根付いて数百年にもなるという山梨県にはワイナリーが約80社あり、日本ワインの雄ともいうべき存在だ。その山梨のワインを存分に楽しめるのがこの「Y-wine」。山梨の頭文字、Yとwineを組み合わせ、ワイワイと読ませるのは、「美味しいワインと料理を気軽にたっぷり楽しんで欲しいから」(店長 淺野教江さん)。

 山梨産ワインは、ボトルで常時150種類以上、グラスも12 ~ 15種類は用意されている。山梨の旬の素材を使った料理との相性も抜群。甲州ワインビーフなどのブランド肉や、甲州サーモンなどのブランド川魚の料理もおすすめだ。料理に合わせてワインを選ぶのもいいし、飲みたいワインを決めてから料理を選ぶのもいい。ソムリエが常駐しており、料理によってはワインに合わせてソースを変えるなどの対応もしてくれるというから驚き。気軽に相談をすれば、意外なマリアージュを楽しむことができるだろう。

 ワインだけでなく、地ビールや日本酒も山梨産が揃う。お酒が得意ではない方にはフルーツジュースも揃えているのが、いかにもフルーツ王国山梨らしいラインナップで楽しい。
「山梨の魅力をいろいろな角度から楽しんでいただけると思います」。

DATA
店舗情報 ※2020年8月に「Cave de ワイン県やまなし」としてリニューアルされました。
詳細は公式サイトをご覧ください(www.yamanashi-kankou.jp/tokyo

※情報・価格等すべて取材時の情報です。現在は異なっている場合がございます。予めご了承ください。