伝統をいまに受け継ぐ本格的中華料理 翠蓮

2019年01月【第99号】
  • コラーゲンやミネラルなどをたっぷり含んだフカヒレを使用し、独自の技術でとろけるような食感に煮込んだお店の看板メニュー。『フカヒレの姿煮』(100g 6,800円~)。

  • 白身魚を唐辛子、ニンニク、山椒でサッと煮込んだ『水煮魚片』(1,300円)は、体の芯から温まる、旨みあふれる辛いスープ煮。

  • 24種類用意されている点心の中でも、冬におすすめの一品が、噛みしめると具材の旨みが口の中にふわりと広がる『水餃子』(6個660円)。

  • 『国産牛リブロースのステーキとフカヒレの姿煮コース』(一人前10,000円)は、北京ダックやフカヒレ姿煮、国産牛リブロースステーキなどが並ぶ豪華なコース。

  • 地階にある店内は個室も用意されており、接待にも利用可能な豪華で落ち着きのある空間。円卓は最大で10名まで利用できる。

 水天宮のほぼ向かいに位置する翠蓮は、昭和63年(1988年)に開店した中華料理店。四川料理をベースに季節の食材を用いたメニューを提供する。オーナーの佐藤義雄さんは、さまざまな文献に基づき、伝統に則った調理方法を探求している。「料理名に使われている四文字熟語の中に、味付けや切り方など調理方法の秘密が隠されています。その違いをきちんと解釈した料理を提供したい。例えば普通の火力で炒めるときは『炒』、強火は『爆(パオ)』となります」と佐藤さん。  いちばん人気の『フカヒレの姿煮』は、気仙沼産の一定サイズ以上の尾びれのみを使用。「むなびれや背びれは薄かったり、小さかったりしてフカヒレの本来の美味しさが楽しめない。だから、当店では尾びれだけを使います」と話す。

ほかにも、プリプリな食感がおいしい『水餃子』や、白身魚を唐辛子、ニンニク、山椒でサッと煮た『水煮魚片』(スイジュウユイペン)など豊富なメニューが揃う。

DATA
店名 翠蓮(すいれん)
住所 東京都中央区日本橋蛎殻町1-38-9 宮前ビル地下1階
03-3664-0036
営業時間 月~金曜11:00~14:30 (料理・ドリンクL.O.14:30)、17:00~21:30 (料理L.O. 21:30、ドリンクL.O. 22:00)、土・日曜・祝日11:30~14:30 (料理・ドリンクL.O. 14:30)、17:00~21:00 (料理L.O. 21:00、ドリンクL.O. 21:30)
年末年始休
URL http://www.suilen1977.com/

※情報・価格等すべて取材時の情報です。現在は異なっている場合がございます。予めご了承ください。