カジュアルな雰囲気で楽しめるビストロ ビストロトラディシオン

2017年08月【第82号】
  • 『国産黒毛和赤身牛の炭火焼~赤ワインソース~』(100gあたり1,980円、200gから注文可)。炭火でミディアムレアに焼いたいちばん人気のメニュー。赤ワインと一緒に楽しみたい。

  • 『自家製シャルキュトリーの盛り合わせ』(2人前1,540円~、写真は4人前)。(左下から時計回りに)白レバーとフォアグラのムース、豚頭肉のテリーヌ、砂肝のコンフィ、博多地鶏のハム、豚タン、鴨胸肉の生ハムなど、計8種類が一皿に。

  • 『カスレ(鴨コンフィ・豚腸詰め・豆の煮込み)~トラディシオン風~』(2,360円)。フランスの伝統的な鉄鍋ココットを使い、トマトと一緒にじっくり煮込んだ具だくさんメニュー。

  • 入ってすぐの棚にはワインがずらり。ボトル一つひとつに添えられたコメントを参考に、好みのワインが選べる。

  • フランスのビストロの雰囲気を再現したという店内は、カラフルなモザイクタイルの床が印象的。

 日本橋駅から徒歩2分の場所にあるビストロトラディシオンは、炭火料理をメインに提供する店。「日本橋にクラシカルなフレンチの店を」というコンセプトのもと、2012年8月にオープンした。  ほとんどのお客さまが注文するという『自家製シャルキュトリーの盛り合わせ』は、ハムやコンフィ、パテ・ド・カンパーニュなどの豪華8点盛り。自家製にこだわり、すべて店で手づくりしている。おすすめメニューの『国産黒毛和赤身牛の炭火焼~赤ワインソース~』は、肉の旨みを引き出すため分厚くカットして炭火で焼き上げた至極の逸品。肉のキメが細かくやわらかい山形牛がメインで使われている。ソースはマスタード、フォン・ド・ヴォーで煮込んだ赤ワインソース、エシャロット入り赤ワインビネガーソース、そして岩塩と、4種類の味が楽しめる。もう一つのおすすめは、『カスレ~トラディシオン風~』。ココット(ストウブ社の鉄鍋)を使ったフランスの伝統的な煮込み料理だ。

 ワインはフランスのものを中心に約70種類を常時取り揃えている。スタッフはほとんどソムリエなので、その日の気分に合わせて飲みたいワインを相談してみては。「平日は日本橋界隈のオフィスワーカー、休日は地元の方で賑わいます。ぜひ、気軽に遊びに来てください」(店長兼ソムリエの安部大吾さん)。

DATA
店名 ビストロトラディシオン
住所 東京都中央区日本橋1-17-4
03-6225-2403
営業時間 月~金曜11:30~14:00(L.O.13:30)、全日16:00~23:00(L.O.22:00)※金曜・祝前日~24:00(L.O.23:00)
年末年始休
URL http://www.bistro-tradition.jp

※情報・価格等すべて取材時の情報です。現在は異なっている場合がございます。予めご了承ください。