風味豊かなスープで身体が温まる薬膳鍋 天香回味 日本橋 本店

2017年03月【第77号】
  • コクのある二つの異なるスープを好みで合わせていだく。野菜を先に入れ、豚肉はしゃぶしゃぶのようにさっと火を通して。

  • 『薬膳鍋コース』(Aコース)は米沢豚、にんにく、さつまいも、台湾の肉団子、豆腐など具材は12種類。これに前菜3品とクロレラ入り翡翠麺、季節のデザートがつく。(税込4,299円。17時以降はサービス料5%)

  • 『米沢豚一番育ち入り 小籠包』(5個 税込843円)。「熱々の小籠包はまずスプーンに乗せ、箸で少し皮を開いてスープを少しだけ味わってから召し上がっていただくと適温です」と北さん。

  • シャンデリアが美しい店内は優雅な雰囲気。時間を忘れて、ゆっくりと食事を味わいたい。

  • 中央通りから一本入った場所にある店舗。近隣には老舗日本料理店などが立ち並ぶ。

 コレド室町近くにある天香回味 日本橋 本店は、赤と白の二つのスープが特徴の薬膳鍋の店。台湾にある総本店の日本直営店として2003年この地に店を構えた。人気の天香回味鍋は、滋養強壮や美容に効果があるといわれている。
 店に一歩足を踏み入れると、なんとも豊かな香辛料の香りが漂う。これだけでも身体が温まりそうだ。辛みのある赤色スープの天香鍋は、数十種類の植物とウコン、クミンなどの香辛料をじっくり時間をかけて煮込んだもの。胃腸を保護する成分やビタミン、ミネラルが豊富に含まれており、風邪予防も期待できる。白色スープの回味鍋は、リュウガン、ナツメ、クコの実、草果、トウジンなど数十種類の植物を煮込み、マイルドな味わい。これら秘伝のスープを、好みに応じてブレンドしていただく。

 具材は米沢豚、にんにく、さつまいも、台湾の肉団子、豆腐、タモギダケ、エリンギ、椎茸、キャベツ、青梗菜、冬瓜、鱈と盛りだくさん。客層は仕事帰りの女性が多いが、ボリュームたっぷりで男性も十分に満足できる。「メインはスープ。できるだけスープをたくさん召し上がってください」(店長北さん)。グループ席や個室もあるので、少人数での歓送迎会にも最適だ。

DATA
店名 天香回味(テンシャンフェイウェイ) 日本橋 本店
住所 東京都中央区日本橋室町1-13-1
03-5255-7255
営業時間 11:30~15:30(L.O.14:30)、 17:00~22:30(L.O.21:10 ドリンクは21:40)
年末年始休
URL http://tenshanfayway.com

※情報・価格等すべて取材時の情報です。現在は異なっている場合がございます。予めご了承ください。