鉄板料理や洋食料理を愉しめる料理店 レストラン紅花別館

2011年07月【第9号】
  • 仕上げに壺ごと直火にかけるのでさらに香りも高まる「ココットカレー」。甘味と酸味が効いたパセリとハチミツのグリーンドレッシングでいただくグリーンサラダもカレーの味をさらに引き立てる。1,575円

  • 上/クラシカルな洋食屋をイメージした空間。ビビッドな赤いクロス、白い椅子がスペシャル感を醸す。
    下/壁面には創業者である青木湯之助氏、紅花レストランの軌跡が味のある線画タッチで描かれている。

 大正末期から昭和にかけて俳優として活躍した青木湯之助は、昭和12年(1937年)に甘味喫茶「紅花」を日本橋に開業する。しかし戦争で焼失、その跡地に新しくレストランを立ち上げたところ、これが大当たり。以降、コーヒーショップやレストランを次々に出店。そしてニューヨークへの出店を皮切りにアメリカ各地に、またヨーロッパや中南米、さらに中東と、世界各国に「BENIBANA」を展開している。

 さて創業の地・日本橋にある「紅花別館」は鉄板料理や洋食料理を愉しめる料理店。ステーキやハンバーグ、オムライスなど数あるランチメニューの中でも、不動の人気を誇るのはスリランカ風チキンカレーの「ココットカレー」だ。ココット(蓋つきの壺)の蓋を開けると豊かな香りが食欲をそそる。チキンの煮汁をダシにしたスープ仕立てのカレーは、スパイスの織りなす深いコク、煮込まれたチキンや野菜のうまみ、突き抜ける爽やかな辛味、と癖になる味わい。

 「カレー粉は、スリランカで30種類ものスパイスを調合して作っています。スパイスは粒のまま焙煎、その後で粉にするので香りもフレッシュで爽やかな辛さなんですよ」と調理長・山﨑大輔さん。
 カレーの誕生秘話を聞いてみたところ「昔、働いていたスリランカ人のスタッフが賄いで作った」のがはじまりだとか。

 日本橋でしか味わえない、刺激の“壺”を一度ご賞味あれ。

DATA
店名 レストラン紅花別館
住所 東京都中央区日本橋1-2-15
03-3271-0600
営業時間 11:00~15:00、17:00~22:00(土・日曜・祝日~21:00) 年末年始のみ休
URL http://www.benihana.jp

※上記は取材時の情報です。現在は異なっている場合がございます。予めご了承ください。