素材の味が活きているNY仕込みのベーグル OZO BAGEL

2016年04月【第66号】
  • ベーグルは常時11~12種類(各200円~)。プレーン、全粒粉、シナモンレーズンなど、多い時には一日に400個ほどを何度かに分けて焼いている。

  • 『パストラミのサンドウィッチ』(ハーフサイズ 500円)をはじめ、ボリュームたっぷりの日替わりサンドウィッチはランチに人気。お花見やピクニックにも最適だ。

  • 修業した店の味をベースにしたクリームチーズのスプレッド。左下から時計回りに、『スモークサーモン』、『サンドライトマト』、『ブルーベリー』、『メープルレーズンウォールナッツ』(60g 350円、90g 450円、サンドライトマトのみ60g 300円、90g 400円)。

  • イラストレーターの和田誠さんが描いた可愛い像のロゴマークが目印のお店。

 水天宮の東京シティエアターミナル近くにあるNYベーグル専門店 OZO BAGEL。もちもちとした食感とずっしりとした重量感が特徴だ。長年ベーグルが好きで、自分なりに工夫してつくっていたというオーナーの田口玲子さん。ご主人の転勤でNYに住むことになり、専門店で伝統の製法を学んだ。「日本でももっとベーグルの楽しみ方を知っていただきたいと思い、店を出すことにしました」。

 日本では甘いベーグルを朝食やおやつに食べることが多いが、現地では食事用のパンとして親しまれているという。「まずはぜひ、焼きたてを召し上がってください」。持ち帰った後、カリッとした食感が好きな場合はスライスしてトーストに。翌日、硬くなった際には、蒸し器で蒸すともっちりとした食感がよみがえる。

 素材には国産小麦や天然酵母を使用している。「砂糖やバター、卵を使わずにつくるベーグルは、お子さんからご高齢の方まで幅広く楽しんでいただける食べ物です」。好きなスプレッドを塗ったり、好みの具材を挟んだりして、自分らしい楽しみ方を見つけたい。

DATA
店名 OZO BAGEL(オーゾウ ベーグル)
住所 東京都中央区日本橋箱崎町32-3
非公開
営業時間 11:00~18:00(土曜~15:30)※ベーグルが売切れ次第終了 月・日曜・祝日休
URL http://www.ozobagel.com

※情報・価格等すべて取材時の情報です。現在は異なっている場合がございます。予めご了承ください。