“江戸三大祭り”として名高い「山王祭(さんのうまつり)」。
神田祭と交互に行われている隔年祭で、今年は6月7日(木)から17日(日)まで、
さまざまな祭儀が斎行されます。そのうち、日本橋周辺で楽しめるのは、
「下町連合渡御(したまちれんごうとぎょ)」と「神幸祭(しんこうさい)」。
今回はお祭りの見どころと、下町連合渡御の担ぎ手たちをご紹介します。
6月8日(金) | 神幸祭 |
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~13:25頃 | 日本橋日枝神社(摂社) |
~14:45頃 | 日本橋交叉点 |
~15:00頃 | 京橋三丁目 |
6月8日(金) | 各町会の渡御 (開始時間・場所は各町会により異なる) |
6月9日(土) | 各町会の渡御 (開始時間・場所は各町会により異なる) |
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6月10日(日) | 下町連合渡御 |
9:30~ | 日本橋日枝神社(摂社)から宮出しされ八丁堀すずらん通りへ |
13:00~ | 京橋北詰から中央通りを日本橋へ |
楊洲周延 筆「江戸風俗十二ヶ月之内 六月 山王祭」(日枝神社宝物殿蔵)
日枝神社の鳳輦2基と宮神輿。祭神を乗せている鳳輦は、担ぐのではなく車で曳く。
神幸祭で鳳輦が摂社に宮入されるところ。ここで御旅所祭を執り行う。
日本橋日枝神社(摂社)の社殿。緑に囲まれた境内は人々の憩いの場。
髙島屋の中央通り入口でも"差し"が行われるとか。「ものすごい迫力で、必見です!」
結婚して4 年目。ご主人との出会いもお祭りが縁だという。
中央通りを10基の神輿が連なるさまは圧巻。「今年も仲間たちと、この半纏で頑張ります」。
どの頭も自分のつくる神酒所や御仮屋の屋根に自信があるという。「町の人に褒められるのが一番嬉しいんです」。