冬至(とうじ)・小寒(しょうかん)

2019年01月【第99号】
  • illustration danny

 平成最後の12月。この時季の日本橋はクリスマスのイルミネーションやお正月の準備でひときわ華やぐ。忘年会や友人同士のパーティーなど会食の機会も多く、お洒落心が高まる季節だ。
 12月22日頃は二十四節気で「冬至」。北半球で正午の太陽高度が一年でもっとも低くなる。夜がいちばん長く、昼が短くなる日で、旧暦では暦を計算する起点の日ともされていた。冬至にはカボチャ(南京)やれんこんなど「ん」のつく食べ物や、邪気を祓うとされる小豆の入った冬至粥などを食べる習わしがある。夜はゆず湯に入って体を芯から温めよう。

 年が明け、冬至から数えて15日目頃となる1月6日頃は二十四節気で「小寒」。寒の入りといい、寒さはこの日から本格的になっていく。寒中見舞いの便りは冬至から立春までに投函を。1月7日は七草粥をいただく日。この頃の日本橋は毎年、七福神めぐりをする人たちで賑わう。旧年の無事に感謝しつつ、新しい年を心清らかに迎えたい。