夏至・小暑(げし・しょうしょ)

2017年07月【第81号】
  • Illustration by Ryuto Miyake

 6月21日頃は二十四節気で「夏至」。一年でいちばん昼の時間が長く、夜の時間が短くなる日とされている。立夏と立秋の中間にあたり、暦の上では夏の真ん中といえるが、実際には梅雨の最中。このあたりから少しずつ暑さが増していく。
 6月30日は「夏越の祓(なごしのはらえ)」といわれ、各地の神社では茅草を束ねた“茅ちの輪”が飾られる。この輪をくぐって身を清め、残りの半年間の無病息災を願う習わしがある。また、ところによっては人ひと形がたを川に流したり、篝火を焚いて厄を落とすところもある。
 7月7日頃は二十四節気で「小暑」。梅雨明けも近くなり、いよいよ夏を肌で感じる時季の到来だ。小暑から立秋(2017年は8月7日)までの間を「暑中」といい、この時期に送る葉書を“暑中見舞い”という。手書きの便りはなんといっても嬉しいもの。涼しげな絵柄や和紙の葉書を選んで、大切な人たちに近況を綴ってみてはいかがだろう。