夏至(げし)・小暑(しょうしょ)

2016年07月【第69号】
  • Illustration by danny

 6月21日頃は二十四節気で「夏至」。一年で最も昼が長く、夜が短い日とされている。立夏と立春の中間にあり、暦の上では夏に当たるが、実際には梅雨の最中で傘が手放せない。この季節の旬の果物といえば枇杷(びわ)。かつては庭木として植えられることも多かった。実は水分が多く、栄養価が高いほか、葉は古くから薬効があるとされ、お茶として親しまれている。
 夏至から11日目、(今年は)7月1日頃を「半夏生(はんげしょう)」という。田植えは夏至の後から半夏生に入るまでに済ませるのがよいとされている。

 7月7日頃は二十四節気で「小暑」。暑さが次第に強くなることを意味している。集中豪雨が起きやすい時季であり、梅雨明けも近い。小暑から立秋までの間を「暑中」と呼び、この間に送る便りを暑中見舞いという。遠く離れた友人や恩人、家族を想い、暑さを労う葉書をしたためるのもいいだろう。
 そろそろ夏も本番。涼しげなゆかたを身に纏い、江戸情緒溢れる日本橋の街歩きを楽しむのもおすすめだ。