冬至(とうじ)・小寒(しょうかん)

2016年01月【第63号】
  • Illustration by Kazuhiro Nonaka

 クリスマスが過ぎると、街は一気にお正月の彩りへと変わっていく。心新たに、年神様を迎える準備を整えたい。
 12月22日頃は二十四節気で「冬至」。一年のうちで最も昼が短く、夜が長くなる日とされている。「一陽来復(いちようらくふく)」とも呼ばれ、悪いことが続いたあとに幸運がめぐってくること、すなわち、冬が終わって春が来ることを指す。この日を境にして太陽の力が戻り、昼の時間が長くなることから、古くから運気が上がる日とも考えられていた。

 冬至の風習の一つが、風邪予防のための柚子湯。厳しい寒さを乗り越えられるようにとの願いが込められているという。かぼちゃを食べて無病息災を願い、赤い色が邪気を祓うとされている小豆をいただく。
 1月6日頃は二十四節気で「小寒」。冬至から数えて15日頃を指し、寒さが本格的になる事から「寒の入り」とも呼ばれている。寒中見舞いを出すのは、小寒から立春までが望ましい。送る相手の健康を祈りつつ、心を込めて一筆したためたい。