処暑(しょしょ)・白露(はくろ)

2015年09月【第59号】

 お盆休みも終わり、そろそろ秋の訪れが待ち遠しくなる頃。オフィスでの装いも少しずつ、鮮やかな色合いから秋らしいシックなトーンへと移り変わっていく。
 8月23日頃は二十四節気で「処暑」。本格的な暑さが終わることを意味している。日中はまだまだ蒸し暑いものの、朝晩の風に涼しさを感じるようになる。夕暮れどきになると、夏の終わりを告げる虫の音が窓の外から聞こえ始める。一方、この日は台風の特異日ともいわれている。

 また、立春から数えて二百十日と二百二十日も古くから台風の到来が多い日といわれ、用心されてきた。日頃から身の回りの備えを万全にしておきたい。夏の疲れが溜まり、疲労を感じやすい時期でもあるので、睡眠や栄養に気を配り、体調の管理も忘れずに。

 二十四節気で9月8日頃は「白露」。大気が冷え込み、草花に白い露が宿る頃を意味し、いよいよ秋も本番を迎える。ススキの穂が黄金色に輝き、萩の花が咲き始める。萩は古く万葉集の頃から日本人に好まれてきた花。柔らかな枝とともに風に揺れる小さな花は、美しい秋の景色の一つだ。山野では、群れをなして飛ぶ赤とんぼの姿も見られる。 今号では、大人の夜の遊び方として「ナイトアクアリウム」や、夜景を堪能できる「ナイトクルーズ」を特集。過ぎゆく夏を惜しみつつ、新しい季節の訪れに酔いしれたい。