大暑(たいしょ)・立秋(りっしゅう)

2014年08月【第46号】

 季節は夏真っ盛り。太陽が輝き、夏休みを迎えて心浮き立つ子どもたちの姿が、街を活気づける。駅や空港では通勤客に混ざって、リゾート地へと向かう旅支度の人々が目立つようになる。

 7月23日頃は二十四節気で「大暑」。一年のうちでもっとも暑さが厳しい時期とされ、窓の外では蝉の声が一段と大きくなっていく。俳句の季語でもある“蝉時雨”は、たくさんの蝉がいっせいに鳴き立て、あたかも時雨が降ってきたかのように響き渡ることをいう。青空の中に急に入道雲が広がり、夕立が多いのもこの頃だ。

 7月29日は“土用の丑の日”。古くから“う”のつくものを食べると夏負けしないという伝承があった。諸説あるが、この日に鰻を食すようになったのは、江戸時代の蘭学者・平賀源内の発案によるものといわれている。江戸の伝統的な味覚であり、栄養価も高い鰻。夏バテ防止にぜひともじっくり味わいたい。

 8月7日頃は二十四節気で「立秋」。はじめて涼しい風が立つ頃とされ、この日から立冬の前日までが秋となる。季節の挨拶もこの日を境に“暑中見舞い”から“残暑見舞い”へと変わっていく。

 本号の特集では日本橋のさまざまな夏イベントをご紹介。今年も「ECO EDO日本橋 2014」が開催中(9月23日(火・祝)まで)。目にも涼しげなゆかた姿で、暑い季節を楽しんでみてはいかが。