霜降(そうこう)・立冬(りっとう)

2013年11月【第37号】

 秋も深まり、おしゃれ心がくすぐられる季節。服やスカーフ、バッグといった装いのほかに、例えば香りやメイクといったアイテムにも、季節感を取り入れてみたい。

 10月23日頃は二十四節気で「霜降」。朝晩が冷え込むようになり、山あいでは草木にうっすらと霜がつき始める。そろそろ北から紅葉前線も進んでくる頃だ。カエデやツタが色鮮やかに染まり、秋らしい風情を醸し出す。

 一方で、時雨が降りやすい時季でもある。ふいに雨が降り、あっという間に青空に変わる時雨は、晩秋から初冬にかけての特徴的な空模様。お出かけの際には念のため、バッグに傘を忍ばせたい。

 また、この時期の旬の味覚といえば芋類だ。山芋は“山のうなぎ”と呼ばれるほど栄養価が高く、消化もよい。煮ても焼いても、蒸かしても美味しいさつまいもはビタミンや繊維質が豊富。冬を迎える前に体調管理ができる、理にかなった食物といえる。

 11月7日頃は「立冬」。冬の始まりを意味する大きな節目で、この日から立春の前日である節分までが暦の上で冬となる。山茶花や茶の花が咲き始め、冬らしい景色を少しずつ形づくっていく。

 日本橋では「TOKYO KIMONO WEEK2013」や「日本橋・京橋まつり」など、秋のイベントが目白押し。日本古来のきもの文化に親しめる機会でもある。お友達同士で誘い合って、日本橋をきもの姿で楽しんでみてはいかがだろう。