霜降(そうこう)・立冬(りっとう)

2011年11月【第13号】

山々からは紅葉の便りが届き、街中でも黄金色の輝く銀杏が晩秋を彩っている。この時期は、秋から木枯らしが吹きつける冬へと一気に季節が移り変わるので、ニットや厚手のコートなど冬物の準備をはじめる人も多いことだろう。

 さて10月24日は「霜降(そうこう)」。露が冷気によって霜となり降り始める頃だ。東北から本州にかけても蔦や楓が色づきはじめ、紅葉で日本列島が染められていく。

紅葉狩りを週末の予定に組み込む人も多いのではないだろうか。今でも紅葉の名所とされる滝野川は、徳川八代将軍の吉宗が江戸市民のレクリエーションのためにと川周辺に数千本の楓を植えたことがはじまり。寛政年間には、料亭もできたことで、紅葉狩りもさらに賑わいをみせたとか。

 そして11月8日は「立冬(りっとう)」、冬のはじまりだ。この日から立春の前日までが冬とされている。また霜降から立冬の間に吹く強い北風を木枯らしとよぶ。昼と夜では寒暖差が激しい日も多いので、この時期の体調管理にはご注意あれ。

 さて晩秋の日本橋を彩るのは「日本橋架橋百年祭」だ。10月30日は、中央通りでは記念パレードが、日本橋川では舟運まつりとさまざまなイベントが開催される。19日からは「TOKYO KIMONO WEEK 2011」も! 架橋100周年のお祝い気分に満ちた街・日本橋を愉しんでほしい。