日本橋再生計画
日本橋から、東京有数の観光スポットへ─。江戸時代に繁栄した舟運都市としての機能を現代に復活させ、東京中の新旧観光スポットを“水の道”で結ぶプロジェクトが、現在着々と進行中です。「日本橋」のたもとには船着き場がつくられ、舟運観光ネットワークの活性化を後押しします。
日本橋船着き場/2011 年4 月完成予定
出典:
「河川・運河を活用した舟運等に関する意見交換会」(中央区)
現在東京では、かつて舟運都市として栄えた江戸の街機能を蘇らせるべく、都内の複数地域と連携し、“水の道”の整備に取り組んでいます。2011年4月には、「日本橋」のたもとに船着き場が完成する予定です。
日本橋では、「水辺再生研究会」が中心となって行う日本橋周辺の水辺整備に加え、墨田区・台東区・江東区などと連携し、2010年6月に「隅田川流域舟運観光連絡会」を設立。東京をめぐる“水の道”を蘇らせ、舟運観光ネットワークによって街のさらなる活性化を目指します。


左:新旧の観光スポットを水辺で結ぶ都内の舟運観光ネットワーク
出典:日本橋再生推進協議会 第8 回日本橋船着場勉強会
右上:東京スカイツリー/2012 年春 開業
右下:三社祭700年/2012年春
2011年4月「浅草仁天門」船着き場完成。同時期に完成する日本橋の船着き場との連携イベントを計画中
イメージ図
出典:日本橋地域ルネッサンス100 年計画委員会
国の重要文化財である「日本橋」は、2011年4月で架橋100年を迎えます。現在、「名橋『日本橋』保存会」内に架橋100年イベント検討委員会を組成し、2011年の100周年事業について計画しています。
また、架橋100年を迎える「日本橋」が抱える大きな問題のひとつに、首都高速道路の移設問題があります。
1964年の東京オリンピック開催の際に、準備期間が極めて短い状況と新たに用地取得の必要がないとの理由から川の上空に高速道路が建設されました。
当時は国策であるオリンピックを成功させようと地元も支えた事業で、日本の高度成長の象徴的な建造物でしたが、日本橋で生活を送る人々は、「日本橋」上空を覆っている首都高速道路が移設され、街に素晴らしい景観が戻ってくることを強く望んでいます。
近い将来、日本橋はかつての景観と賑わいを取り戻し、昔から引き継がれる“伝統”と、新しい魅力で未来を切り開く“革新”が共存する街として、多くの人々が訪れる街になることでしょう。
イメージ図
出典:日本橋地域ルネッサンス100 年計画委員会