FLOWERS by NAKED 2018 輪舞曲(ロンド)

2018年03月【第89号】
  • 約50種類以上の植物が登場する「花畑エリア」。タンポポの綿毛が飛んでいくシーンは感動的。

  • 「BIG BOOK」と呼ばれる本のオブジェ(約2m×約3m)には、プロジェクションマッピングで美しい映像が投影される。

  • 「花図鑑(GARDEN)エリア」で生花を撮影。ここでは花言葉や花にまつわる知識を学ぶことができる。

  • 観る人を惹きつけるヴァイオリンの演奏とダンサーによる舞。「桜彩(おうさい)エリア」でも、同様の演出が楽しめる。

  • 「桜彩エリア」では、オリジナルドリンク&フードが楽しめる。写真は「DOMINIQUEANSEL BAKERY」の『花咲く抹茶ラテ』(税込800円)。

  • 会場限定のオリジナル商品は、持っていると元気がもらえそうなものばかり。写真は「hikka」とのコラボ作品『ハーバリウム』(税込2,700円)。

日本橋での開催が今年で3回目を迎える「FLOWERS by NAKED」。ひと足早く春を感じようと、この不思議なアート展を体験してきた。
 まずは「花図鑑(GARDEN)エリア」へ。インスタントカメラで好きな花の写真を撮影したら、プリントされた写真を持って「小さい世界エリア」へ移動。『空間顕微鏡』と呼ばれるオブジェに写真をかざすと、スクリーンに大きな細胞の形が現れる。カメラを通して写した物体の色情報を抽出する技術によるものだ。

 不思議な現象に驚きながら、「花畑エリア」へ。タンポポのオブジェに息を吹きかけると、綿毛や花びらが舞い上がったり、ハスの葉の下に立つと雷が鳴ったりする。そのうち、ヴァイオリンの音色とともに、春の精霊たち(ダンサー)が現れ、場内はファンタジックな雰囲気に。そのほかにも五感を刺激される展示が満載の体験型アート展だった。

DATA

クリエイティブカンパニーNAKED Inc.代表 村松亮太郎が手がける花の体験型イベント。2018年は、過去最大級に拡大した会場で作品を一新。“花と舞と音楽”の輪舞曲(ロンド)をテーマに、お花見体験が楽しめる(~2/26まで)。


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