ECO EDO 日本橋 2016

2016年10月【第72号】
  • アートアクアリウム史上最大の金魚鉢作品「超・花魁」。ほかにも最新の照明や映像、香りなどを用いた演出で、金魚の泳ぐ姿を楽しむことができる。

  • 日本橋の下をくぐり、隅田川をめぐる日本橋クルーズ。江戸の昔の様子と現代の変化を、ガイドさんがナビしてくれる。

  • 金魚をモチーフにした62種類のスイーツは、スペシャルな味わいばかり。左、ECO EDO 日本橋オリジナルの金魚スイーツ『大暑』。右上、ロイヤルパークホテル ロイヤルデリカの『金魚鉢ゼリー』。右下、壽堂の『干菓子(金魚)』。

 この夏、日本橋エリアでは“ 江戸の涼”を体感できるイベントが多数開催中。暑い中でも街歩きを楽しみたいというSさんに、ゆかた姿の人が行き交う日本橋界隈へと出かけてもらった。
 まず訪れたのは、ひときわ賑わう「アートアクアリウム」。江戸時代から夏の風物詩として親しまれてきた“金魚”をテーマにした展覧会で、会場内は思わず息をのむ美しさ! 幻想的な照明に彩られ、ひらひらと泳ぐ愛らしい金魚たちは、「見ているだけで癒されます」とSさん。新作の「超・花魁」では巨大水槽で泳ぐ約3,000匹の金魚に圧倒され、他にも江戸切子や屏風など和のモチーフを生かした展示を熱心に見入っていた。

 次に向かったのは、日本橋のたもとにある船着場。ここから、隅田川の橋をめぐる「日本橋クルーズ」に乗って、いざ出航。肌に感じる風が心地よく、Sさんも「座ったまま東京さんぽできるのが嬉しいな」とご機嫌の様子。初めてのクルーズだけあって川沿いの風景には新鮮な驚きがいっぱい。今までとは違う視点から東京めぐりを楽しんだ。
 クルーズの後は、お腹を満たしに街中へ。日本橋エリアのさまざまなお店で提供される「金魚スイーツ」は、今回のイベントの目玉の一つ。趣向を凝らしたスイーツの数々は見た目も涼やかで、いくつでも食べられそう! Sさんは、日本橋案内所でイートインしたほか、別のお店で自分用と友人用のおみやげをテイクアウトした。実はこれ、スタンプラリー目当て。対象店で金魚スイーツを食べる(買う)と1つスタンプがもらえて、3つ集めると豪華賞品が当たる抽選会に参加できるのだ。ドキドキの抽選で、見事ECO EDO賞の金魚風鈴を当てたSさん。「楽しい、おいしい仕掛けがいっぱいあって大満足。期間内にもう一度行きたいです」と語ってくれた。

DATA

ECO EDO 日本橋 2016
7月8日(金)から9月25日(日)まで日本橋エリアで開催されている“江戸の涼”を五感で楽しむイベント。今年で誕生10周年を迎えたアートアクアリウムや金魚スイーツさんぽをはじめ、金魚にスポットを当てたお楽しみが盛りだくさん。


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