特別編 日本橋キッズタウン

2016年07月【第69号】
  • 髙島屋でのインフォメーション業務では、お客様への対応も行った。微笑ましいその光景に多くの人が足を止めて見学していた。

  • 日本橋案内所コンシェルジュの娘さんも参加。メイン会場で行われた着物着付け体験では、鮮やかな着物姿に変身し本人も大満足。

  • 福徳神社では神主体験のプログラムが行われた。

  • さらに飲食店の厨房やオフィスビルなど、普段は入れない場所に子どもたちも興奮。

 5月に開催された小学生向けの職業体験イベント、日本橋キッズタウン。2 回目を迎えた今年は申込受付開始後、瞬く間にチケットが完売するコンテンツも出るほど人気のイベントに取材を行った。

 メイン会場となった江戸桜通り地下歩道に集合し、まずは日本橋髙島屋のエレベーターガールとインフォメーション体験に同行。実際の制服に着替えた参加者がフロアに立つと、お客さまの注目が一斉に集まる。最初は緊張した様子だったものの、スタッフにやさしく教えてもらうと次第にリラックス。心配そうなご両親をよそに、次々とお客さまへの案内を行っていた。

 その後メイン会場へ戻り、販売や試食提供を行う物販ブース(八木長本店、山本海苔店、榮太樓總本鋪、第一園芸)へ。参加者たちは商品を手に取り、道行く人へ元気に声を掛ける。その姿に多くの人々が足を止めて説明に耳を傾けていた。お店の制服などを着て子どもが試食提供をしている姿は、やはり効果絶大。次に向かった千疋屋総本店でのマンゴー試食の提供でも、海外の方も含め多くの人々で賑わいをみせていた。

 また、銀行や証券会社などの一般企業から神社までさまざまな業種が参加しているのも、日本橋キッズタウンならでは。岡三証券のプログラムでは、サイコロを使いながら株の仕組みとお金の増減をチームごとに競うゲーム形式を採用。遊びながら学べるだけあって子どもたちの目は真剣そのものだ。多種多様なプログラムを用意し子どもたちを楽しませ、学ばせる日本橋キッズタウン。来年もどんな新しいプログラムが出てくるのか楽しみだ。

DATA

日本橋キッズタウン
5月14日、15日の2日間で行われたイベント。日本橋の老舗や百貨店などの店舗から銀行や証券会社、または地域のアンテナショップなど、合計29ものプログラムを体験することができた。


※情報・価格等すべて取材時の情報です。現在は異なっている場合がございます。予めご了承ください。