甘酒横丁 Amazake-yokocho

2018年04月【第90号】
  • 柳屋
    甘酒横丁の名物『たい焼き』(1尾税込150円)は熱々で食べるのがいちばんだが、手みやげにもおすすめ。

  • 日本橋ゆうま
    「縁起のいいもの、福を呼ぶものがたくさん揃っていますよ」と話す「日本橋ゆうま」の店主 小田眞ま春す美みさん。ブライオニーが持っているのは時代小紋柄の『トートバッグ』(税込1,944円)。

  • とうふの双葉
    『甘酒』(1杯税込200円)はさらりとした飲み口で何杯でも飲めそう。

  • とうふの双葉
    『甘酒』は女将さんが店頭で一杯ずつ丁寧に淹れてくれる。

  • 通りの中ほどに甘酒横丁の由来が書かれた高札がある。

  • 「甘酒横丁」と書かれた緑色の幟が等間隔で並ぶ。

 今月は、日本橋人形町の甘酒横丁をブライオニー(イギリス出身)がご紹介。明治時代、いまの甘酒横丁の入口から少し南の小路にあった「尾張屋」という甘酒屋がその名の由来になっている。
 まずは、大正5年(1916年)創業のたい焼き屋「柳屋」へ。平日にもかかわらず長蛇の列だったが、負けじと並んで『たい焼き』を購入。「餡がたっぷり! 皮がもちもちで美味しいです」。続いては「柳屋」の斜め向かいにある明治40年(1907年)創業の「とうふの双葉」で、名物の『甘酒』をいただく。さっぱりとした飲み口に、健康志向のブライオニーも満足気な表情。そのほか、『がんも』や『豆乳ドーナツ』が店頭に並び、食欲をそそられる。その隣には、ほうじ茶のいい香りが漂う「森乃園」もある。

 日本橋エリアで4月14日開催の「日本橋日本酒利き歩き」を主催する佐々木酒店の前を通り、和雑貨・手づくり工房の「日本橋ゆうま」へ。この店は、東野圭吾のベストセラー小説を原作としたドラマ「新参者」に登場する「ほおづき屋」のモデルにもなっている。昔ながらの玩具のほか、おかめ・ひょっとこ柄、うろこ柄、亀甲柄など、福を呼ぶ時代小紋柄を使ったバッグやポーチが人気。ブライオニーも、着物にぴったりのトートバッグを見つけて嬉しそう。この春は、温かな人情と和の文化が感じられる甘酒横丁に、ぜひ出かけてみて。

DATA

日本橋室町
明治時代には芝居小屋や寄席などが多く立ち並び、東京有数の繁華街として賑わったエリアの一つ。甘酒横丁は関東大震災後の区画整理で現在の道幅に縮小されたが、つづら屋や三味線専門店などが当時の賑わいをいまに伝えている。


※上記は取材時の情報です。現在は異なっている場合がございます。予めご了承ください。