「日本橋ごよみ」2010年12月(第2号)

Illustration by

今号のトピックス

  • 日本橋のごはん

    日本橋ゆかり

  • 日本橋手みやげ(味)

    榮太樓總本鋪

  • にほんの暦

    小雪(しょうせつ)・大雪(たいせつ)

  • 日本橋福徳塾

    井上 卓 氏

主な内容
  • 今月の特集

    大切な人に贈りたい

    感謝や喜び、祝福、励ましなど「気持ち」を金品に代えて表す日本は、古くから折に触れ、よく品物を贈り合ってきました。特に贈り物へお返しをする内祝などの返礼は世界でも稀な日本独特の文化で、返礼をして「気持ちを分け合い」「心を通わせた」とされています。つまり贈り物とは、気持ちを贈ること。今年も残すところひと月余りとなった今、原点に立ち返りつつ、クリスマス・ギフトやお歳暮などを選んでみませんか? 大切なあの人に伝えたい気持ちだからこそ、贈り物にはありきたりではない“粋”を。よそではなかなか手に入らない逸品が揃う日本橋なら、きっとあなたの伝えたい気持ちが見つかるはずです。

  • 日本橋のごはん

    日本橋ゆかり

    技巧を尽くした本格懐石に政財界のファンも多い日本料理の名店「日本橋ゆかり」。最高食材と伝統技巧、そして新しさも加味した3代目が生みだす味を気軽に愉しむことができるお昼のメニューをご紹介。

  • 日本橋手みやげ(味)

    榮太樓總本鋪

    江戸の伝統菓子であり、創業時から受け継がれてきた金鍔(きんつば)をはじめ、季節の生菓子や焼き菓子など、日本橋の銘菓として親しまれる「榮太樓總本鋪」をご紹介します。

  • にほんの暦

    小雪(しょうせつ)・大雪(たいせつ)

    自然とのつながりを大切に、季節の変化を意識する中で生まれた、江戸時代の暮らしの知恵。それらを現代に活かし、人と自然にやさしいエコなライフスタイルを提案していきます。

  • 日本橋福徳塾

    井上 卓 氏

    日本橋に縁が深い方々にご登場いただく「日本橋 福徳塾」。そのタイトルは、日本の文化・伝統を、今に生かす知恵を学び交流し、発信する講座として発足した「室町 福徳塾」に由来しています。第2回は、日本橋に魚市場があった頃より、商人の知恵から生み出された"はんぺん"を守り継いできた神茂の井上卓氏に、創業当時の日本橋のことや、食材や味へのこだわり、街への想いなどをうかがいます。