伝統技術をモダンにアレンジした和紙 川島紙店

2017年07月【第81号】
  • 長良川の鵜飼い見物から広がったとされる『水うちわ』(小丸 税込4,320円、小判型 税込9,007円~)。向こう側が透けて見える繊細なつくりで、見た目も涼しく軽やか。下/越前和紙を縒って糸にして編み上げた『和紙ストール』(全3色 税込7,344円)。昔の日本では木綿と同じように和紙が衣類としても用いられてきた。

  • 和と洋をミックスしたモダンな風合いの『ブックカバー』(税込2,700円)。

  • 愛媛の手漉き和紙に、金属箔を加工する“ギルディング”というフランスの技法を施した『葉書』(税込324円)。

  • 越前和紙を縒って糸にして編み上げた『和紙ストール』(全3色 税込7,344円)。昔の日本では木綿と同じように和紙が衣類としても用いられてきた。

  • 白木の陳列棚が清々しい店内には、文具からインテリア、服飾雑貨など幅広い商品が並んでいる。大切な方へのプレゼントを探してみては。

  • 小伝馬町駅3番出口を出てすぐの場所にある店舗。大きなショーウィンドウと暖簾が目印。

 小伝馬町駅近くにある川島紙店は、1673年(寛文13年)創業の和紙専門店。襖紙や障子紙、壁紙の製造や開発を主軸に、上質な和紙を使った幅広い製品を取り扱っている。  2016年10月にリニューアルした店舗では、現代の生活に取り入れやすい和紙製品を数多く揃えている。和に洋のテイストを加えたアートフレーム作品や照明器具、生活雑貨などが並ぶ。「近年、和紙の魅力が見直されており、ホテルや公共施設のインテリアとしてもご活用いただいています」(スタッフの藤田香菜子さん)。

 近隣にはオフィスが多いことから、一筆箋や葉書などの和紙文具を買い求めるリピーターもいる。この季節にぴったりなのは、やさしい色合いの『和紙ストール』。和紙からできているとは思えない柔らかな肌触りが特長だ。吸水性に優れ、麻と同じような通気性を持ち機能性も高い。さらに軽いので、冷房対策や日焼け対策としてバッグに常備しておくのもおすすめ。  また、美濃の雁皮紙(がんぴし)に天然のニスを施した『水うちわ』も涼を感じる品。もともと長良川の船遊びでうちわに水をつけて扇いだことから、この名がついたといい、浴衣姿をより引きたててくれそう。「生活の中のさまざまな場面でぜひ和紙を取り入れていただければと思います」。

DATA
店名 川島紙店
住所 東京都中央区日本橋小伝馬町2-3
03-3663-3371
営業時間 月~金曜9:00~18:00(土曜~15:00)  日曜・祝日・第1、第3土曜休
URL http://www.3k-kawashima.co.jp