欧州の多彩なチーズに出会える店 Cheese on the table本店

2015年12月【第62号】
  • パーティに最適なチーズフォンデュには、『エメンタール』と『グリエール』(各100g 670円)を組み合わせて。スイス産の辛口ワイン『シャスラー』(750ml 税込3,132円)との相性抜群だそう。写真奥の『フォンデュ鍋セット(小)』(税込3,240円)を含め、すべて本店で揃う。

  • 週末限定の『チーズプレート』(税込1,620円)。写真はチェダーチーズに黒ビールをしみ込ませたポーター、12ヶ月熟成のミモレット、ブルーチーズのフルムダンベール、フレッシュタイプのブリアサバラン。

  • 目移りしてしまうほど種類の豊富な店内。チーズのタイプはフレッシュ、白カビ、ハード、山羊、ウォッシュなど7種類、産地は欧州全土に渡る。チーズ専門用具やセレクトワインも。

  • チーズ選びに迷ったら、ぜひチーズスタイリストにご相談を。写真はスタイリストの一人、浅川のりこさん。

日常のおやつから特別な日の贈り物まで、ぜひ手にしてほしい、味わってほしい手みやげをご紹介する「日本橋 手みやげ」。今月は、チーズ専門店 Cheese on the tableより、冬の食卓にぴったりのアイテムをご紹介。

 水天宮駅から有馬小学校方面へ進んだところにあるチーズ専門店 Cheese on the table。昭和42年(1967年)より乳製品の輸入販売を手がけてきた日本マイセラが展開するショップだ。同社が取り扱う約400品目のナチュラルチーズの中から、常時80種類ほどを揃えている。

「試食しながら、お好きなチーズを見つけていただきたいと10年ほど前にオープンしました」(チーズスタイリスト 今藤亜記子さん)。ヨーロッパのチーズの中でも、つくり手の想いがこもった商品、専門店ならではのラインナップを意識している。

 牛乳と塩を原材料とするチーズは、ミルク本来の美味しさが味を左右する。欧州では牛を放牧している牧場も多く、伸び伸びとした環境で新鮮な草を食べた牛のミルクは、栄養価も高くて味わいも濃厚だという。「なかでも夏場のミルクでつくったチーズは“エテ”と呼ばれて人気があります。コクがあり、華やかな香りがするのが特徴です」。ショップでも積極的に取り扱っている。

 ショップのいちばん人気は、木曜夜から土曜まで限定で販売される『チーズプレート』。5種類のチーズが詰め合わされており、多様な味が楽しめる。店内ではこのほか、欧州の珍しいチーズなども手に取ることができる。「お酒だけでなく、お茶や珈琲にも合います。そのままはもちろん、加熱すると味わいも変化しますので、ぜひアレンジを楽しんでください」。

DATA
店名 Cheese on the table(チーズ・オン ザ テーブル) 本店
住所 東京都中央区日本橋浜町3-1-1 日本マイセラビル1階
03-5614-6609
営業時間 11:00~19:00(土曜~17:00) 日曜・祝日休(不定休)
URL http://www.cheeseclub.co.jp

※上記は取材時の情報です。現在は異なっている場合がございます。予めご了承ください。