開運・風物詩めぐり

日本橋には、新年の幸福を願う昔ながらの催しが今もたくさん残っています。
伝統行事や風物詩となっている催しをはじめ、神社・寺院、正月らしい老舗の逸品など、
年末年始の日本橋を“新春特別号”としてたっぷりご紹介。
家族や親しい人と一緒にまちめぐりを楽しみながら、
あたたかい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

2013年01月 【第27号】

2012年12月27日(木)~29日(土)

毎年12/27~29の3日間開催され、大変な賑わいを見せる(写真は過去の様子)。

毎年12/27~29の3日間開催され、大変な賑わいを見せる(写真は過去の様子)。

正月用品や衣類、日用雑貨がずらりと並ぶ
薬研堀不動尊 納めの歳の市&大出庫市(おおでこいち)
2012年12月27日(木)~29日(土)
各日11:00~20:00
場所...薬研堀不動院付近(東京都日本橋東日本橋2丁目)

毎年大勢の人で賑わう"歳の市"は、江戸時代から続く伝統的な市。東京で最後をしめくくる薬研堀不動尊は、特に"納めの歳の市"と呼ばれている。通りには注連(しめなわ)飾りなどがずらりと並ぶほか、衣類や日用雑貨が格安で販売される「大出庫市」も同時に開催。活気づく街の雰囲気を楽しみながら、正月に備えてみては。

■あったかスープがいただける特設ブースが登場 2012年12月27日(木)~28日(金) 11:00~20:00
場所...「薬研堀不動尊 納めの歳の市」会場内
年末年始の日本橋へ、たくさんの人に足を運んでもらうために開催される「年の瀬・年初め 日本橋 2012-2013」。特別イベントとして、歳の市の会場内に特設ブースが登場し、東日本橋名物の七色唐辛子をひと振りしていただける『根菜スープ』(300円、各日200食限定)が提供される。七味がぴりりと香るスープで、体をあたためよう。
(問)ECO EDO 日本橋 運営事務局 TEL 03-5225-0505

【関連イベント】 納めの七福神めぐり 2012年12月27日(木)~29日(土) 各日9:30~15:30(9:20集合)
集合場所...日本橋三井タワー1階エントランス 千疋屋総本店前集合
参加費...5,000円(昼食代・保険代・お土産代込み、各日30名、事前予約制)
日本橋七福神を祀る各社をめぐった後、納めの歳の市を見学し、薬研堀不動院で特別講談会を鑑賞する充実ツアー。昼食は「矢の根寿司」で旬の江戸前にぎりをいただき、参加者には日本橋七福神ご朱印色紙と薬研堀不動尊のご朱印が進呈される。
(問)日本橋めぐりの会 TEL 090-8803-1144(担当:川崎)

2012年12月29日(土)

合唱団が中央ホールの「天女の像」を囲んで歌唱する(写真は過去の様子)。

合唱団が中央ホールの「天女の像」を囲んで歌唱する(写真は過去の様子)。

ホールを包む荘厳な歌声
第28回 三越の第九 2012年12月29日(土) 12:30~、14:30~
場所...日本橋三越本店 本館1階中央ホール(鑑賞無料)

年末の買い物客で賑わう日本橋三越本店で開催される「三越の第九」。合唱団240名とソリスト4名によるベートーヴェンの交響曲「第九番」第四楽章の大合唱が、中央ホールいっぱいに響き渡る。今年で28回目を迎え、年末の風物詩として定着している。
(問)TEL 03-3241-3311(代)
www.mitsukoshi.co.jp

2013年1月2日(水)~

"福"や"夢"をお得に買いたい 「福袋」 新春に日本橋で販売される福袋の一部をご紹介。

日本橋七福袋

ここでしか買えない"七福"を召しあがれ
日本橋七福袋 販売日...2013年1月2日(水) 10:00~
料金...2,000円(100個限定、お一人様1個まで)
販売場所...コレド室町地下1階 日本橋案内所

日本橋の老舗・名店の味が詰まった『日本橋七福袋』が、日本橋案内所にて100個限定販売。日本橋の"七福神"にちなみ、7店舗の商品(4,000円相当)が2,000円で提供されるという、新春ならではの特別企画だ。
【参加店舗】 榮太樓總本鋪、日本橋文明堂、にんべん、ハロッズ(日本橋三越本店)、フォション(日本橋髙島屋)、山本海苔店、山本山
(問)日本橋案内所 TEL 03-3242-0010(11:00~20:00)
www.nihonbashi-tokyo.jp/information_center

夢袋

※写真はイメージ

日本橋三越本店■夢袋
商品例...『親子で1日鉄道員新春夢袋』
(150,000円、1組限定10名まで)
応募期間...2012年12月26日(水)~2013年1月3日(木)
※1月4日(金)以降に抽選。
■開運デラックスパック
販売日...2013年1月2日(水)~3日(木)
※販売日は福袋により異なる。
商品例...『家族揃って手形でポン』(4,179,000円、2点限り)
※1月3日(木)販売。応募が多数の場合、同日10:30より抽選。
(問)TEL 03-3241-3311(代)
www.mitsukoshi.co.jp

日本橋髙島屋 ■縁起の良い末広がり「八」特集

日本橋髙島屋 ■縁起の良い末広がり「八」特集
商品例...おうちで贅沢! 毎日の食事をゴージャスな気分で! 『至福の箸福袋』(8,000,000円、1個限定)
■冬を快適に過ごす「あったか」福袋特集
商品例...『冬の"美女弁"福袋』(8,000円、8個限定)
販売日...2013年1月2日(水)~
※販売期間、販売場所は福袋により異なる。
(問)TEL 03-3211-4111(代)
www.takashimaya.co.jp

コレド日本橋 ■スピック&スパン ノーブル(1階/ファッション) 『HAPPY BAG』 10,500円(30個限定)
(問)TEL 03-5205-8720
■ミオミオ(3階/コスメ・雑貨) 『アクセサリー HAPPY BAG』 1,575円(100個限定)
(問)TEL 03-3516-6442
販売日...2013年1月2日(水)~
www.coredo.jp

コレド室町 ■日本橋 木屋(1階/刃物ほか) 『2013年 福袋』 10,000円、22,000円(各30個限定)
(問)TEL 03-3241-0110
■日本の御馳走 えん(地下1階/惣菜・和食材) 『えん福袋 2013』 3,000円(30個限定)
(問)TEL 03-3548-0096
販売日...2013年1月2日(水)~
www.coredo.jp

YUITO ■イルムス日本橋店(2階/インテリア) 『テーブルウエア福袋』 食器福袋1,575円、10,500円(各10個限定)
(問)TEL 03-3548-8881
販売日...2013年1月2日(水)~
www.yuito-nihonbashi.com

※上記以外にも、各商業施設ではたくさんの福袋を販売予定(先着順、なくなり次第終了)。詳細はお問い合わせを。
※一部、12月26日(水)より応募受付の福袋があります。


伝統の"寿"芸で幸福を呼ぶ

四代続く神楽師がお正月を祝う和芸を披露。

伝統の"寿"芸で幸福を呼ぶ
獅子舞 ~コレド日本橋・コレド室町・日本橋三井タワー~ 2013年1月2日(水)~3日(木)
10:45~、12:30~、18:00~ コレド日本橋
14:30~ コレド室町
16:00~ 日本橋三井タワー

明治21年(1888年)からの歴史を持つ「岡田民五郎社中」による獅子舞パフォーマンスが、コレド日本橋、コレド室町、日本橋三井タワーの3施設で2日間に渡り行われる。2頭の獅子舞が大黒様やひょっとこを引き連れて各施設間、館内を練り歩く。
www.coredo.jp

2013年1月3日(木)

沿道の人々の声援で盛り上がる日本橋(写真は過去の様子)。

沿道の人々の声援で盛り上がる日本橋(写真は過去の様子)。

ゴール直前の熱戦を間近で
第89回 箱根駅伝(復路) 2013年1月3日(木) ※13:30頃 日本橋を通過予定

1999年に復路、第10区のコースが日本橋経由となって以降、選手たちの姿や応援に集まる人々の賑わいが正月恒例の風景となっている。日本橋はゴールまで残り約1kmという絶好の観戦スポットで、選手たちのラストスパートを間近で見学できる。
(問)関東学生陸上競技連盟 TEL 03-5411-1488
www.hakone-ekiden.jp

2013年1月4日(金)

七つの福の神にあやかる

七つの福の神にあやかる
第28回 日本橋七福神めぐり 2013年1月4日(金) 受付10:30~14:00
受付場所...日本橋三越本店 本館1階室町口

室町時代に始まり、江戸時代に庶民へ広がった「七福神めぐり」。神社のみで構成される日本橋の七福神は近隣に点在し、1時間半ほどですべてを参拝できるのが魅力。1月4日は日本橋七福会が主催する約4.5kmの七福神めぐりが行われ、ゴール地点の三越屋上では粗品が進呈される。(※参加無料、雨天中止)
【コース】
日本橋三越本店→小網神社→茶ノ木神社→水天宮→松島神社→末廣神社→笠間稲荷神社→椙森神社→寶田恵比寿神社→(小津和紙)→日本橋三越本店
(問)日本橋三越本店 TEL 03-3241-3311(代)
www.mitsukoshi.co.jp


日本橋三越本店の中央ホール 伝統の"纏ぶり"

上/日本橋三越本店の中央ホールで、空中を泳ぐように華麗に舞う梯子乗りの妙技(写真は過去の様子)。下/日本橋髙島屋にて、伝統の"纏ぶり"を披露(写真は過去の様子)。

活気あふれる江戸の正月を堪能
木遣り/纏ぶり/梯子乗り 2013年1月4日(金)
10:00頃~ 日本橋髙島屋(1階正面ホール、正面入口前)
10:15頃~ 榮太樓總本鋪 ※「梯子乗り」のみ実施
11:20頃~ 日本橋三越本店(本館1階中央ホール)
12:00頃~ 日本橋髙島屋(1階正面ホール、正面入口前)

江戸時代に活躍した"町火消"の唄や技が、新春の日本橋各地で披露される。複数人で作業する際の掛け声や合図として唄われていた「木遣り」、まっすぐに立てた梯子の上で行う「梯子乗り」など、江戸消防記念会第一区による見事な伝統技を心ゆくまで楽しむことができる。主に日本橋中央通り沿いの商業施設、店舗で実施されるので、まちめぐりの合間にぜひ足を運んでみて。


古くから親しまれる正月遊びを身近に
中央区新春こども凧あげ大会 2013年1月4日(金) 11:00~14:00
場所...中央区浜町公園運動場(中央区日本橋浜町2丁目)

都内で凧あげのできる場所は少なくなっているが、日本橋の浜町公園では毎年凧あげ大会が開催され、近隣に住む子どもが楽しんでいる。小学生以下の子どもと保護者が対象で、先着100名に凧のプレゼントも。「日本の凧の会」の会員が指導してくれるので、凧あげ初心者も安心して参加できる。
(問)日本の凧の会 TEL 03-3275-2704


新年を祝う老舗のおもてなし
獅子舞 ~榮太樓總本鋪~ 2013年1月4日(金) 10:00頃~
場所...榮太樓總本鋪

無形重要文化財にも指定されている「江戸太神楽(えどだいかぐら)」は、四百年の歴史を持つと伝えられる、獅子舞と曲芸を中心とした大衆芸能。榮太樓總本鋪では、1月4日に丸一仙翁(まるいちせんおう)門下による獅子舞の演目を実施。正月に訪れた人を賑やかに迎えてくれる。
(問)TEL 03-3271-7785
www.eitaro.com

2013年1月7日(月)

無病息災を願っていただく日本の伝統食
七草粥 江戸時代に一般に定着したと言われる「七草粥」。正月に食べるとその一年は病気にならないと言われ、いまに伝えられている。日本橋でこの習慣を大切に守る老舗2店舗をご紹介。

七草粥 東京駅にほど近い場所にある、奥ゆかしい雰囲気の店舗。

上/1月7日のみ、メニューの中の「白ご飯」を「七草粥」に変更できる。 下/東京駅にほど近い場所にある、奥ゆかしい雰囲気の店舗。

「日本橋ゆかり」の七草粥 旬の素材を使った日本料理店「日本橋ゆかり」では、1月7日(月)限定で『七草粥』を提供。お米は新潟栃尾産のこしひかりを使い、塩のみで味つけ。目にも鮮やかな料理とともに、体にさらりとやさしい粥をいただける。

東京都中央区日本橋3-2-14
TEL 03-3271-3436
営業時間...11:30~14:00(L.O.13:30)、17:00~22:00(L.O.21:30)
www.nihonbashi-yukari.com

七草がゆ

塩のみで味つけした『七草がゆ』(350 円)。セットのかつお節だしは、自分で塩や醤油を加えて好みの味に整えていただく。

「にんべん 日本橋だし場」の七草がゆ にんべん初のイートインコーナー「日本橋だし場」の『七草がゆ』は、その日に削った新鮮な削り節を使用したかつお節だしとセットで、1月7日(月)のみ提供される。伝統食を日本古来の"だし"の旨みとともに味わおう。

東京都中央区日本橋室町2-2-1 コレド室町1階
TEL 03-3241-0968
営業時間...10:00~19:00(ランチ11:00~14:00)
www.ninben.co.jp

野永喜三夫さん

「七草粥」の楽しみ方と健康 旬の素材が持つ栄養は、その季節を乗り切るための健康効果と連動しています。例えば冬野菜、特に根菜類には、体をあたためる効果があります。旬のものを食べることが健康に繋がるというのは七草粥も同じで、血行促進や胃腸を整える効果が期待できます。正月の疲れた胃腸を休め、体の調子を整えるためにも、伝統の旬をぜひ味わってみてください。

野永喜三夫さん (日本橋ゆかり 三代目)
料理人として店で腕を振るう傍ら、各地の商品開発や講習・講演会などを積極的に行い、日本の食に対する意識向上に尽力している。2002年テレビ番組「料理の鉄人JAPAN CUP」総合優勝。

2013年1月11日(金)

お汁粉

先着500名分のお汁粉が用意され、店頭は毎年賑わう(写真は過去の様子)。

神仏に感謝しながらいただく老舗の味
鏡開き 2013年1月11日(金) 14:00~(※なくなり次第終了)
場所...榮太樓總本鋪
「鏡開き」は、正月に供えた鏡餅を下ろし、雑煮や汁粉にして食べる伝統行事。榮太樓總本鋪では、毎年無料でお汁粉をふるまう。かつて仕事始めの意味合いもあったこの行事、いまでは学校も仕事も始まっている時期だが、改めて一年のスタートへ気持ちを切り替えてみては。
(問)TEL 03-3271-7785
www.eitaro.com

日本橋七福神

日本橋七福神めぐり 参拝すると七つの災難が除かれ、七つの福徳が授かると言われる"七福神めぐり"。「日本橋七福神」の神社は狭いエリアに集中しているため、一時間ほどで回ることができると人気。好きなコースでめぐってみよう。
※ご朱印とご神像の授与期間:2013年1月1日(火・祝)~1月7日(月)
(問)日本橋七福会・総務・小網神社 TEL 03-3668-1080

水天宮【弁財天】

水天宮【弁財天】 安産祈願で有名な水天宮の末社、宝生辨財天社に祀られている「弁財天」。有馬頼徳公も願掛けして能楽で勝利したと言われ、技芸上達・福徳自在のご利益が信仰されている。
(写真右)弁財天の使いであるヘビ(巳)にあやかった『巳なる金』(300円)は、"実になる金"を意味する縁起のいいお守り。

松島神社【大国神】

松島神社【大国神】 大国様、大黒天とも呼ばれる「大国神」は、五穀豊穣・開運招福を司り、庶民的な神様として親しまれている。毎年11月には"酉の市"も開催され、大いに賑わう。
(写真左)願いを書き入れ、枕の下に敷いて眠ると良い夢が見られ、正夢になると言い伝えられているお守り『良夢札(りょうむふだ)』(600円)。

末廣神社【毘沙門天】

末廣神社【毘沙門天】 元吉原の氏神として信仰を集める末廣神社。その境内に祀られる「毘沙門天」は、勝運除災の神様として知られる一方、右手に持つ多宝塔により営業繁栄の神様としても広く崇められている。

笠間稲荷神社【寿老神】

笠間稲荷神社【寿老神】 祭神はすべての食物を司る宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)。昭和51年(1976年)に末社に祀られた「長寿神」は、長寿延命、人々の運命を導く神様として親しまれている。

椙森(すぎのもり)神社【恵比寿神】

椙森(すぎのもり)神社【恵比寿神】 柳森、鳥森とともに江戸三森の一つに数えられ、福徳・商売の神として信仰を集めた椙森神社。江戸時代に発行されていた富興行(宝くじ)を記念して建てられた富塚碑も残されている。

小網神社【福禄寿・弁財天】

小網神社【福禄寿・弁財天】 強運厄除で知られる小網神社。明治期、神仏分離令により廃寺となった寺から譲り受けた「弁財天」と「福禄寿」を祀り、長寿幸福・包囲守護、技芸上達・福徳自在のご利益があるとされる。
(写真左)金運学芸の神「弁財天」のお守り『弁財天守』(700円)には、遣いとされる蛇が施されている。

茶ノ木神社【布袋尊】

茶ノ木神社【布袋尊】 神社を囲む茶の木の緑があまりに見事だったことから、"お茶の木様"と人々に親しまれた茶ノ木神社。火伏せの神として崇められる一方、「布袋尊」は福徳円満の神として信仰を集めている。

日本橋開運スポット

福徳神社

■福徳神社 福徳神社は、かつて徳川秀忠公が参詣した折に、椚(くぬぎ)の鳥居に若芽が萌え出たことから"芽吹神社"とも呼ばれる。五穀豊穣の神様を祀り、のちに商売の神様として信仰を集めるようになった。 (写真右)"芽吹神社"にちなみ、新芽の模様が施された『芽吹き守』(500円)。ご利益に応じて5種類ある。

寶田(たからだ)恵比寿神社

■寶田(たからだ)恵比寿神社 商売繁盛、家族繁栄の守護神として、崇敬者は広く関東一円に及ぶ「寶田恵比寿神」。毎年10月19・20日に開催される"日本橋恵比寿講べったら市"が有名で、商家とは深い縁がある。

三囲(みめぐり)神社

■三囲(みめぐり)神社 向島の三囲神社から分神を受け、三井家(三越の前身)の守護神として日本橋三越本店の屋上に建立された。願い事の叶う縁起の良い神様として広く庶民から親しまれている。

七福殿

■七福殿 日本橋髙島屋の屋上にある七角形の「七福殿」。七福神すべてが祀られていて、周囲を一巡するとご利益があるといわれている。

薬研堀不動院

■薬研堀不動院 川崎大師の東京別院で、江戸時代には江戸三大不動の一つとして知られる。講談とゆかりが深く、毎月28日のお不動様の縁日には奉納講談が行われている。

年末年始の行事

2012年12月31日(月) 年越の大祓 罪けがれを清め、新年を心新たに過ごすための伝統の祭典。小網神社では、自身の代わりとなる「人形(ひとがた)」で体を撫で、息を吹きかけ、罪けがれを移す。人形は12月31日の18 ?19時頃に日本橋川に流し、自身の代わりに心身を清める。
(問)小網神社 TEL 03-3668-1080

2013年1月1日(火・祝) 護摩修行 新年を迎える午前0時より、薬研堀不動院では「護摩修行」が行われる。これは本年1年間の家内安全、商売繁昌、災厄消除等、諸願成就を祈願する恒例行事。周辺では、地元商店街のお店による年越そば、おでん、甘酒の振る舞いも。
(問)薬研堀不動院 TEL 03-3866-6220

2013年1月5日(土) 初水天宮 江戸時代の水天宮は久留米藩邸内にあったため、安産を願って塀越しにお賽銭を投げ入れる人が後を絶たず、毎月5日をご縁日として門戸を開放するようになったという。一年の最初のご縁日である1月5日は特に「初水天宮」と呼ばれ、大勢の参拝客で賑わう。
(問)水天宮 TEL 03-3666-7195


まちめぐりで節電 ~ウォームシェア~

まちめぐりで節電 ~ウォームシェア~ 環境省が推進する"ウォームシェア"は、暖房を止めて外出するだけで実践できる身近な節電への取り組み。「年の瀬・年初め 日本橋 2012-2013」では、開運を願う神社・寺院への参拝や、買い物などのまちめぐりを通して同取り組みの呼びかけも行っている。この冬は、マップを片手に街をめぐり、"ウォームシェア"に参加してみては。