冬至(とうじ)・小寒(しょうかん)

2018年01月【第87号】
  • Illustration by Kazuhiro Nonaka

 街はすっかり年末年始の装い。師走の忙しさの中にも、どこか華やかな空気が漂っている。12月22日は二十四節気で「冬至」。北半球において、一年で最も昼が短い日とされている。寒さはますます厳しくなるが、この日を境に昼の時間が少しずつ延びていく。中国では古くから、陰が極まり陽にかえる日として「一陽来復(いちようらいふく)」と呼ばれてきた。日本ではゆず湯に入って体を温め、風邪を予防する習慣がある。またかぼちゃ(なんきん)やれんこんなど“ん”のつく食べ物を食べると運が呼べるともいわれている。

 1月5日は二十四節気で「小寒」。冬至から数えて15日目頃をさす。“寒の入り”とされ、ここから節分までを“寒の内”と呼ぶ。寒中見舞いを出すのは小寒が過ぎてから。
 1月7日は“七草粥”。春の七草を入れたお粥をつくり、正月のご馳走で弱った胃腸をいたわりたい。日本橋では七福神めぐりも行われる。七福神にお参りし、新年の福を呼び込もう。