処暑、白露

2017年09月【第83号】
  • Illustration by Miho Matsuno

 8月23日頃は二十四節気で「処暑」。お盆休みが明け、ひぐらしが鳴くようになるこの頃から、朝晩がだんだん涼しく感じられるようになる。しかし、8月末から9月にかけては、台風が最も発生しやすい時期でもある。
 9月7日頃は二十四節気で「白露」。草についた露が、寒さで白く見えることを意味している。9月9日は「重陽(ちょうよう)の節句」。中国で奇数は縁起のよい陽数とされ、最も大きい陽数の9が重なるこの日を「重陽の節句」と定めた。日本では江戸時代に菊を鑑賞したり、菊を浮かべたお酒を飲み、長寿や繁栄を願う風習があった。桃の節句や端午の節句と並んで「菊の節句」とも呼ばれ、現在でも各地で「菊まつり」が開催されている。
 9月15日は暦の上では「十五夜」。関東地方はここ数年、9月中旬を過ぎても雨が多い傾向にあるが、天気がよければ庭やベランダに月見だんごとすすきを飾り、月をゆっくり眺めてみてはいかがだろうか。