創業150年余年の榮太樓總本鋪。誰もが親しみのある三角形の『榮太樓飴』や、江戸時代から続く『金鍔』(きんつば)など、世代を超えて愛されるお菓子をつくり続けている。日本橋本店内にある榮太樓總本鋪 雪月花は、さまざまな甘味が楽しめるスペース。ビジネス街の中心とあって、オフィスワーカーのリピーターも多い。
いちばんのおすすめは『あんみつ』だ。自家製黒蜜と天草の風味豊かな天然寒天、フルーツ、餡、白玉が見事に調和し、絶妙な味わい。「雪月花はこのビルが出来上がった昭和22年(1947年)から営業しています。一年を通して人気が高いのがあんみつですね」(営業部長 小山隆也さん)。『赤飯弁当』などの軽食も提供しており、食後に甘味を召し上がる方も多いのだとか。「日本橋散策のついでにと、たびたび寄ってくださるご常連さんもいらっしゃいます」。
暑い時季におすすめなのは『氷宇治金時』。昔ながらの粗めの氷、濃い目の抹茶シロップ、ほどよい甘みの煮小豆が特徴だ。つくりたての白玉が添えられるのも嬉しい。
喫茶室では店内で購入した『上生菓子』や『金鍔』といった和菓子に飲み物をつけていただくこともできる。「気軽に榮太樓の味を楽しんでいただければと思っています」。
店舗情報 | ※2020年8月に「Nihonbashi E-Chaya」としてリニューアルされました。 詳細は公式サイトをご覧ください(www.eitaro.com) |
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